(日 時)  ’02年 9月20日(金)
(天 候)  晴
(メンバー) S氏、M氏、M夫妻と私の5人
(場 所)  北海道・虻田郡倶知安町
(高 さ)   後方羊蹄山(1,898m)


京極町から見る後方羊蹄山
 雲の動きが早く、今日一日は時々しか顔を見せない。

後方羊蹄山

 正確には後方羊蹄山で、「しりべしやま」と読む。アイヌ語でマッカリヌプリ。
美しいコニーデ型の死火山なので蝦夷富士ともよばれている。

 後方羊蹄山を目指す登山コースは4つある。倶知安コース(比羅夫コースともいう)と
京極コース、真狩コース、喜茂別コースがあるが、我々は今回倶知安コースから登った。


 9月20日(金)  5:30  倶知安の「半月湖自然公園」で車の中で仮眠を取り、5時半の出発を目指して
準備を行う。キャンプ場になっているので、テントで仮眠するグループもあったり
で車が3台ほど停まっていた。なお、この登山の全体をとおした旅のHPはこちら
参照してください。
   5:20
  /
 5:50

登山口にて           比羅夫方面
       ダラダラと登ってくると、30分くらい過ぎた頃に樹林帯の切れ間から
比羅夫の方が見えた。
   6:20
倶知安                       ニセコ方面
     二合目あたりから見た倶知安方面と、二合目、三合目の中間あたりからニセコ
方面が見えたが、あいにく山の上部は厚い雲に覆われている。
   7:10
夫婦松              紅葉
     四合目、五合目の中間あたりにある。二本のエゾマツだが、大きい方の松が突然
枯れてしまった。五合目近くまで来ると、少しずつではあるが紅葉が目についてくる。
   7:05
  /
 7:50
 

休憩                        タコガンビ
     登り初めて一時間半ほど経つ。リュックを下ろしての休憩となる。汗がたっぷり出る。
六合目を過ぎたところに「タコガンビ」と呼ばれる木がある。冬場の雪の重みで横に
伸びた幹が、タコの足のように複雑に絡み合っている。
   7:50
  /
 8:00

苔と草                       紅葉
     「タコガンビ」の根元に生えた苔と草の色が対照的だった。
ところどころ急に紅葉した木が現れる。思わずカメラを向ける。
   8:00
     登り初めて二時間半くらいになる。半分は過ぎたかな・・・という気持ちで登っている。
   9:50
釜のヘリに着いた               釜
     ようやく釜のフチへたどり着いた。後は、この霧の中を羊蹄山頂上をめざして進むだけだ。
視界はこのとおりで何も見えない状態だ。
  10:30

頂上                        釜のヘリで見つけたシダ?
     出発からもう5時間10分経っている。今ようやく最高峰の「後方羊蹄山」の頂上に
立っている。感無量ではあるが、この視界の悪さに腹が立つ。
 途中で登山仲間に会うが、声で挨拶するのみだ。ぼんやり相手が確認できるだけだ。
  11:10
  /
12:10

ナナカマドの実
  12:20
  /
14:20

紅葉                         案内板
  14:20  出発から9時間で、ようやく登山口にたどり着いた。写真のとおりあいにくの天気
だったので、早々に次の行程への準備を急ぐ。
  15:40
ふきだし公園
     京極町にある「ふきだし公園」は有名である。後方羊蹄山の湧水が1日になんと
8万トン湧き出ているのである。
  16:30
京極温泉
 温泉にゆっくり浸かり今日一日の疲れを癒す。さっぱりしたところで、サッポロへ向かう。
今日こそは、「食べ放題のみ放題」を目指す。詳細はここで


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