(縞枯山、茶臼山〜麦草峠)


(日 時)  ’04年10月29日(金)
(天 候)  快晴
(メンバー) 近畿日本ツーリストに参加
(場 所)  長野
(高 さ)   北八ヶ岳(縞枯山2,402m、茶臼山2,383m〜麦草峠)



坪庭〜麦草峠                 コンテンツはクリックで拡大

 秋色の北八ヶ岳連峰の魅力にせまる山歩き。縞枯現象が有名な縞枯山から、好展望の茶臼山をたどり
麦草峠に進む。荒々しくそびえる南八ヶ岳連峰の岩峰を眺めて歩くコースである。


10月29日(金)  7:10  5時57分の名古屋行き始発に乗る。これで行かないと集合時間に間に合わない。
眠たい目をこすりながら電車に乗るが、この時間から背広姿のサラリーマン姿がある。
私の通常出勤とは1時間早い。大変だと思う、ご苦労様です。
 名鉄バスセンター4Fより出発するが、今回の参加者は26名ということもあり中型
バスである。私は後部のラウンジ用シートなので足回りは楽であった。参加者の層は
相変わらず私よりも遙かに年輪を重ねた方々がほとんどである。
   8:20
  /
 8:35
恵那峡SA
 1回目の休憩を取る、丁度駐車場には「三重県警」「岐阜県警」の機動隊が沢山いて
これから、新潟中越地震の応援に行くそうだ。大変だががんばって欲しい。
  10:00
  /
10:15
諏訪・おぎのや
 2回目の休憩は「定番・おぎのや」だ。トイレ休憩の後に、帰りに買う「つまみ」を物色
する。
  10:55
  /
11:20
ピラタス蓼科ロープウェイ
 
途中の蓼科高原の紅葉はすばらしかった。ほんの少しの時間でも止めて写真を撮ら
せて欲しかった。というのは、これから行くコースは「針葉樹」しかなく紅葉する木では
ない。車中から目に焼き付けることしかできなかった。
 「坪庭」には昨年の7月にも来ているので、コース感覚は分かっている。

  11:25
  /
11:40

坪庭                       南アルプス

 坪庭にでると「雲ひとつない上天気」である。やっぱり、山は天気が一番だ。9月
から10月にかけて登った「甲斐駒ヶ岳」や「仙丈ヶ岳」が見える。
 ここでインストラクターからの注意事項等を聞き、準備体操をして歩き出す。
  11:40
坪庭から見た横岳
 
昨年の夏に来た時は、ほとんどが霧の中で山という山は何も見えなかった。
坪庭から雨池峠をめざしてあるく。真正面にこれから登る「縞枯山」が見える。
  11:50
縞枯山荘                   雨池峠へ
 坪庭から離れると、我々しかいない。時々数人の登山客と会うくらいだ。山としては
静かで登りやすい。縞枯山荘では、昨年コーヒーを飲んだ記憶が蘇る。
  11:55
麦草
 麦草を「ボケ」状態と通常状態で撮ってみました。撮った時は「いい写真ができそうだ」
と思っていたが、こうしてみるとたいしたことがないことがわかる。まだまだだ!!
  12:15
縞枯山への直登               振り向くと浅間山
 頂上への高度差は250m位なのでチョロいつもりで登っているが、やっぱり息が
切れてくる。そんな時、後ろを振り向くと「噴煙を上げている浅間山」が見えている。
周囲からあの山は何ですか?・・・・余裕を持って「浅間山です!!」と答えることが
できるようになってきた。
  13:30
  /
13:45

縞枯山                     北アルプス・蓼科・横岳・縞枯山
 茶臼山の展望台に立ち北アルプスから、金峰山までを楽しむことができた。
「縞枯現象」とは、山の斜面に帯状の枯れた針葉樹林が何列も白い縞模様を
なす現象をいう。シラビソ樹林帯が枯れるのであるが、年々場所を少しずつ
変えていくのも不思議である。
 
 
中央アルプス 御嶽山 乗鞍 槍・穂高 後立山
(南西) (西わずかに南) (西わずかに北) (北西) (北北西)
   
瑞牆・金峰 南八ヶ岳 南アルプス    
(南南東) (南) (南南西)    
 雲一つない大展望が望めた。なんと言っても山は天気に限る。この雄大な写真を
楽しみ下さい。不思議なことに、この位置からは「富士山」が見えない。多分、赤岳等が
邪魔なって見えないのだろう。
(後立山)
 この位置から後立山が見えるとは思わなかった。ビックリ!!直線距離は85Km
(槍・穂高)
 右から槍の穂先がくっきり見え、奥穂までしっかりと見える。直線距離は69Km
(乗鞍)
 乗鞍が穂高と結構な距離を置いている、近いはずだが?直線距離は70Km
(御嶽山)
 さすがに単独峰であることがハッキリする。その台形型の山はやっぱり御岳だ。
 直線距離は80Km
(中央アルプス)
 数時間前に中央道を走りながら眺めた「空木岳」や「木曽駒ヶ岳」である。
 直線距離は60Km
(南アルプス)
 目をつぶっていてもその雄姿がハッキリと分かるようになった。右から「仙丈ヶ岳」、
 「甲斐駒ヶ岳」、「北岳」である。直線距離は40Km
(南八ヶ岳)
 左からでっかく構えているのが「赤岳」で、順に阿弥陀岳」、「権現岳」、「編笠山」、
 「西岳」と並ぶ。直線距離は赤岳まで10Km
(瑞牆・金峰)
 瑞牆山、金峰山の五丈岩がかすかに見える。直線距離は35Km
   14:15
  /
15:00

茶臼山                      麦草峠
 展望台から1時間余歩いてきた。もう少し短時間で降りれるかな・・・と思ったが、
やっぱり団体なのでペースが遅くなってしまう。
  15:00
  /
15:20

インストラクター(山崎さん)         利用した中型バス
 山崎さんから最後の説明を聞く。私は最後尾で歩いていたので、インストラクターの
説明は何も聞いていない。損をしたような気分であるが、写真を撮るためには仕方が
ない。麦草ヒュッテで休憩をとり帰路につく。
  19:35 名古屋西口に到着
  20:30 自宅に到着!!


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