岩古谷山


(日 時)  ’18年12月 1日(土)
(天 候)  晴れ
(メンバー) 単独
(場 所)  愛知県
(高 さ)   799m
(距 離)  8Km


(岩古谷山)
  愛知県東部の設楽町にある山で、岩質の固い石英安山岩特有の険しい山容を見せる。
約2000万年前に、設楽火山の溶岩でできた山で、山頂付近は東海自然歩道の三大難所
のひとつに数えられ、人気をよんでいる。
                                      (山渓「愛知県の山」より)


                        平山明神山から見た岩古谷山


                               行程図(クリックで拡大)


                     登山行程断面図(クリックで拡大)


                                        行程内訳

 8:30 民宿「間当」を出発し、設楽町の登山口へ向かう
 9:10 和市駐車場に到着し、登山準備を行う
 9:20 登山口を出発
10:10 岩古谷山・平山明神山との分岐
10:30 頂上(休憩)
10:50 鞍掛山方面へ向かう
11:10 ミヨジ峠
12:00 鞍部の分岐
12:25 荒尾登山口
13:15 和市駐車場に到着
16:00 自宅

前書き  今年の3月に「平山明神山」に登ってから、まったく山歩ができてなかったので心残りになっていた。
 最近では、単独での登山を妻から許しが出ない、確かに昔と違って若くないので一人歩きでは不安が付きまとうのであろう。
 何とか説得して「一人歩き」を許してもらい、岩古谷山をめざした。
 9:10
和市駐車場
 豊根から40分程かけ駐車場に着いた、もうすでに10台くらい駐車中でびっくりした。私は最奥にギリで駐車した。さすがは、土曜日・・・この中で、岩古谷山を目指す人は何人いるだろう?
 9:35
  /
10:00
13曲がり
 ここから「13曲がり」というけれど、山言葉では「ツヅラ折り」の繰り返しが13回続くことだろう。
 一応、標識は1〜13までキチンと表示されていた。
13曲がり最終表示 堤石峠
10:00
  /
10:30
いざ、岩古谷山へ 一枚岩の山
 いよいよ「岩古谷山」を目指す、しばらく行くとこの山が一枚岩の山であることが分かった。そのため、登山道が確保できないため木ハシゴや鉄バシゴで山をトラバースできるようになっている。
木ハシゴ 鉄バシゴ
木ハシゴ 岩を歩く
   
平山明神山
10:30
  /
10:50
岩古谷山頂上
 1時間そこそこで頂上に着く山は、やはり「そこそこ」の喜びしかない。
 しかし、今日は鞍掛山への尾根伝いに歩く、どうなることやら?

頂上で
 LINEで「脳トレの友だち」に報告をする。一昔前は、Fasebook
でUPしていました。背景に見える山は、「三瀬明神山」で奥三河の山々が眺望できた。
  
本当の頂上(?)
 先ほどの頂上から少し先に行くと、少し小高い岩山が現れた、ここが最高峰のようだ。和市の集落や、その先には設楽町が見える。
10:50
  /
12:00
鞍掛山方面へ
 頂上からは「鞍掛山」への尾根伝いに歩き、鞍部の分岐から荒尾集落を目指す。
ミヨジ峠(11:10) 鞍部の分岐(12:00)
 まさか「熊」など出ないだろうと”熊よけ鈴”は持ってこなかった、
そのため歩きながら大声で咳払いをしたり、大声で叫んでみたりして歩き続けた。
 ”鞍部の分岐”まで来てビックリ『熊出没注意』の看板があるではないか!!もう遅い!!
 「荒尾集落」の表示が現れたので、その方向に従って下り始める、尾根伝いでは風も強く休憩もできなかったが、少し下ったところで昼食休憩をとった。
12:00
  /
12:25
登山道が無くなった!? 荒尾登山口
 荒尾集落に向かって下っていくと、突然土石流で登山道が無くなってしまった。さぁー大変、・・・・ここで慌てると遭難につながる。じっくりと周辺の状況をつかむ。
 通常は”赤リボン””ピンクリボン”の目印があるはずだ。目を凝らしながら探すと、微かにリボンがあったような木があった。その方面を目指すと、登山道らしき跡がありその方向へ下った。しばらくすると、荒尾集落登山口へ出ることができた、やれやれ!
12:25
  /
13:15
  
荒尾集落
 集落についても、まったく人の気配がない、いまだに朝から誰とも会っていない、不思議な一日だ。
 これから和市の駐車場まで歩かねばならないが、登山靴でのアスファルト走行には辛いものがある。
 やっとの思いで駐車場にたどり着いた、駐車場でやっと一人の運転手を見つけた、初めて人に出会った。
後書き  やっと「宿題」を完成させた気分である。来年はもっともっと山に行こうと決意する。


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