守屋山


(日 時)  ’20年 1月27日(月)
(天 候)  曇りから雪
(メンバー) 「山の旅社」によるツァー登山 (♂3人 ♀3人 インストラクター1人)
(場 所)  長野県・茅野市
(高 さ)   1,631m
(距 離)  6.4Km


 守屋山は南アルプスの最北端に位置し、古くから信仰の山として諏訪地方の人々に、親しまれている。諏訪地方では「守屋山に雲がかかると天気が崩れる」といわれ、伊那地方では「守屋山から来る雷はすごい」といわれた。つまり、雨乞い祈願として登られた歴史のある山だ。
                (「山と渓谷社」(日本百名山 登山ガイド)より)


            
                    行程図(クリックで拡大)


                          登山行程断面図(クリックで拡大)


(行 程)

6:00 自宅出発
6:15
 /
6:59
JR乙川駅〜名古屋駅
 7:20 名古屋駅から都市高速へ
10:00 諏訪IC
10:35 杖突峠登山口から出発
11:25 キャンプ場登山口
12:50
  /
13:00
守屋山(東峰)頂上
14:40 キャンプ場登山口
14:30 杖突峠登山口
15:00 諏訪IC
18:00 名古屋到着
18:13
  /
18:59
JR名古屋駅〜乙川駅
19:15 自宅到着

前書き  これまで何度か行きたかった山だ、この頂上に立つと眼下に諏訪湖が見え、霧ヶ峰、車山の両高原から始まり、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳と、県内の高峰が全て見わたせる眺望を楽しむことのできる山だ。
 そんなわけで、計画は一ヶ月ほど前から立てていたが実際にツァー申し込みをしたのは10日ほど前だった。ところが、週間天気予報によると悪天候模様だ、心の奥から”臆病風”が吹いてきて「ツァー申し込むんじゃなかったなぁー」とか「悪天候で中止にならないかなぁー」などと考える。
 前日になると、南岸低気圧による悪天候は夜からということで、わずかな期待感を持って眠る。
 いつもより、2時間早く起き久しぶりのJRによる出発だ、眠くて仕方がなかった。名古屋を出発し、3時間程で諏訪ICに到着する、道中南アルプスや八ヶ岳がはっきりと見える・・・やっぱり、来てよかったか!!
10:35
登山口駐車場 登山口
 ここまでやってきたが、何とか天候ももって周りのアルプスの山々が見えている、天候の悪くなる前に「早く登らなくちゃ!」という気持ちが焦る。
11:25
林道による登山口 案内板
 ここまで50分程歩いたが、実は観光用林道があり座禅草が咲く頃は一般観光客で賑わうそうだ。この登山口にはキャンプ施設もあり、春から夏にかけては多くの人で賑わう様子がうかがえる。
 ここから上は積雪があり、持ってきたアイゼンを装着する。
アイゼン装着 雪道を歩く
12:50
  /
13:00
北アルプスが見える 雪道(氷道)を歩く
もうすぐ頂上 守屋山(東峰)頂上
守屋山(東峰)頂上 北八ヶ岳
南八ヶ岳 茅ヶ岳(ニセ八ヶ岳)
蓼科山(北八ヶ岳) 鹿島槍ヶ岳・五竜岳・・・
 頂上に着くと、南八ヶ岳(赤岳・・・)に雲がかかり、全容を望むことが出来なくなってきた、そろそろ南岸低気圧の影響が出始めてきた。
 下山を始めた頃から、雪が横殴りで降ってきた、頬にあたる雪が痛い。下山でも、凍った雪道もアイゼン装着により難なく下ることが出来た。結局ストックは使うことが無かった。
14:30 登山口
 頂上から、林道の登山口までは結構冷たい雪が横殴りだったが、下の方に降りてくると風もなく穏やかな登山道となった。


後書き  臆病風の吹いた登山だったが、結果的にはアルプスの雪山風景を堪能することができ満足できた。


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