(2日目)
(日 時) ’05年 7月15日(金)
(天 候) 晴れ
(メンバー) Y君と私
(場 所) 山梨県
(高 さ) 北岳(3,192m)、間ノ岳(3,189m)
(行 程)
(7月15日) 4:00 |
この時間になると、みんなゴソゴソ動き出すので自然と起きてしまう。夢ばかり見ていた ような気がして眠った気がしなかった。 今日はタップリと山行程があるのでリュックのパッキングをしっかりとする。 |
![]() ![]() 朝の鳳凰三山 ガスの北岳 |
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6:30 | ![]() ![]() バットレス 雪渓 大樺沢二俣から見るバットレスと雪渓だが、上部はガスに包まれ何も見えない状態だ。 ここでY君とは自分のペースで登ることを告げる。彼は大学生グループについて行った。 |
7:30 | ![]() ![]() 雪渓上部 捜索 我々より30分ほど前に出発したツァーグループが見える。雪渓上では一人の青年が 昨年の12月に雪崩に遭い行方不明になっている女性を捜索しているようだ。スコップで 所々を掘り返している。私はこの方に、「今日はバットレスですか?」と聞いてしまった。 ※ この後、7月20日16時頃発見されたことが新聞により発表された。 |
8:40 | ![]() ![]() 八本歯沢 最初の梯子 計画でいくと八本歯のコルまでが2時間となっているのに、ここで2時間かかって しまった。しかし、かなりの急登なので足がそんなに前に行かない、本当に1歩1歩 歩く感じである。私の後ろから4人が上ってくるが、同じようなペースだ。 最初の木バシゴが現れたが「何だ、たいしたことはない!!」とタカをくくっていたが、 ハシゴをいくつも超して行くにつれ、ドンドンきつくなってくる。リュックの荷物も13Kg ほどあるがこれが更に負荷をかける。 |
9:30 / 10:20 |
![]() ![]() 八本歯のコル 北岳頂上への分岐 やっとのことでコルへ出た、ハシゴで50分程かかってしまった。かなりペースが遅い。 いくら写真を撮りながらではあるが遅すぎる。しばらく岩場を歩いていくと、北岳頂上への 分岐にでる。 |
10:30 | ![]() ![]() トラバース 一見すると確かに怖そうに見える、しかし手すりなどもしっかりしているので、よっぽどの ことが無い限り、落ちて死ぬようなことはない。それに、周りはお花畑の連続でまさに桃源郷 を歩いているようだ。お花畑については別のページで紹介する。 |
11:20 | ![]() 北岳山荘 お花畑ですっかり遊んでしまったため、1時間ほど到着が遅れてしまった。多分、Y君 は怒っているだろうと思う。すでに、宿泊の手続きだけ終わっていることを祈る。 宿泊手続きはすでに終え、私たちは小部屋(13人)の中で二人だけである。布団は 自由に使ってよいとのことである。ラッキー!! |
12:10 / 15:15 |
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16:00 | 小屋の部屋に戻ってみても相変わらず私たちの2人である。Y君は頭が痛くて気持ちが 悪いといっている、多分高山病だろう。私も昼から頭に少しだけ痛みを感じていたが、 気持ちが悪くなるほどではなかった。 新しい仲間が一人加わった。昨夜から白根御池小屋で一緒だった方だ。話をすると、 山口県から来たそうだ。こちら方面の山は年に1回ほどしかこれないが、九州の久住山 ではありとあらゆるところを廻っているようだ。 私も何年か前に、九州の百名山を登っているのでその話をすると話が合う。結局、今日の 小屋での同室者は3人である。 |
17:00 | (夕食) 食堂に集まってみると、昨夜「白根御池小屋」で一緒だった人が3分の2以上いた。 たまたま、同じテーブルで食事をした親子(母・娘)と話をしていたら、お母さんが山口県 から来ているとのことで、私たちの部屋の方と話が合った。 私の知人のY君はとうとう気持ちが悪く、夕食を食べる元気も無かった。ここの山荘の 夕食は山小屋にしてはかなり凝っている。煮魚が出たのにはびっくりした。しかも、鴨肉も あり計算外のお酒が必要となった。本当は、まだまだ飲みたいのだが、同室の人に迷惑 がかかるので2合でやめた。(ウイスキーを持ってくれば良かったーなー??) |
19:00 | (消灯) 歯磨きも終わっているので、後は何もやることがない。寝るしかないのである、しかしどう 考えてもこの時間には眠れない。布団に入って寝る真似をしている、そのうち寝れたら幸い だ。 |
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