(きただけ・あいのだけ)


(日 時)  ’05年 7月14日(木)〜16日(土)
(天 候)  曇りと晴れ
(メンバー) Y君と私
(場 所)  山梨県
(高 さ)  北岳(3,192m)、間ノ岳(3,189m)


 
       (朝日新聞社「週間日本百名山」の掲載地図より)
(行 程)

(7月14日)
5:50
半田をを出発
知多半島道路〜都市高速道路〜中央道駒ヶ根ICを経て、長谷村「仙流荘」駐車場へ
9:35 「仙流荘」駐車場
10:05/10:55 「仙流荘」より長谷村営バスで北沢峠へ
11:00/11:25 北沢峠より、南アルプス市営バスにて広河原へ
11:30/12:10 「広河原山荘」前にて昼食を摂り、これからの山歩きの準備をする。
14:35/14:55 大樺沢二俣
15:30 白根御池小屋に到着
(7月15日)
6:00
白根御池小屋を出発
6:30/6:35 大樺沢二俣
8:40 八本歯沢
9:30 八本歯コル
10:20 北岳頂上分岐
10:30 トラバースからお花畑
11:30/12:10 「北岳山荘」到着/昼食休憩/間ノ岳へ出発
12:50 中白峰山
14:10 間ノ岳山頂に立つ
15:15 「北岳山荘」到着
(7月16日)
5:00
「北岳山荘」出発
6:15 北岳山頂に立つ
7:00/7:30 「肩の小屋」到着/朝食休憩/広河原に向けて出発
9:00 大樺沢二俣
10:10 崩壊地
10:55 分岐
11:20 「広河原山荘」前に到着
11:30/11:50 アルペンプラザ前にて昼食とBEER
12:20/12:45 広河原より、南アルプス市営バスにて北沢峠へ
13:00/13:55 北沢峠より長谷村営バスで「仙流荘」へ
13:55/14:50 「仙流荘」で温泉に浸かり汗を流す
15:20 中央道伊那IC〜名古屋高速〜知多半島道を走る
17:40 自宅に到着

北岳への思い!!

 昨年(H16)の5月に「肩インピンジメント症候群」による手術入院した時に、南アルプスのガイドブックを
読み、その年の秋に「仙丈ヶ岳」「甲斐駒ヶ岳」を歩いた。その時の計画に、この「北岳」「間ノ岳」はすで
にできていた。ただ、できれば「キタダケソウ」の咲く頃がよかったのだが、今年は残雪が多く冬装備で
ないと入山できないと聞いていたので7月中旬になってしまった。

 7月14日(木) アクシデント
発生!!
道中で何が起こるか判らないため予定より15分ほど出発を早めた。
駒ヶ根ICで高速を降り、峠超えで「仙流荘」を目指した。途中で、「全面通行止」
の看板があったが、前に乗用車と軽四が走っていたためそのまま走り続けた。
軽四は工事関係の車で途中で入ってしまったが、前に乗用車が走っているので
そのまま付いて行ったら、案の定道路が閉鎖されていた。時間が無いので即
引き返し、伊那から入りことにした。余裕を持って出かけたのでこれが幸いした。
   9:35
  /
10:05

長谷村営バス「仙流荘」停留所       バス車内
 昨年の11月に「仙丈岳」に登った以来、8ヶ月ぶりの登山基地だ。登山者は
まだ連休前とあって、この時間では15人程であった。
  11:00
  /
11:25

北沢峠と村営「長衛荘」            南アルプス市営バス
 北沢峠から広河原までの南アルプス林道は、道幅がかなり厳しい林道だ。
2、000mから500m程の下り坂になる。乗客は5人で仙流荘から一緒に
乗ってきた人たちだ。この3人は、「野呂川出会い」で降車し、月曜日に再度
ここから乗るそうである。広河原まで行ったのは私たちの2人のみである。
  11:40
南アルプス林道ゲート             野呂川吊り橋
 南アルプス林道は、「戸台大橋」(長野)〜「広河原」(山梨)を結ぶ林道であ
るが、通行できる車両は長谷村営バス、南アルプス市営バス、工事関係車両、
小屋関係者の車両のみとなっている。こうして、環境を保持しているわけだ。
 7月14日(木) 北岳・間ノ岳登山(1日目)へ
 7月15日(金) 北岳・間ノ岳登山(2日目)へ
 7月16日(土) 北岳・間ノ岳登山(3日目)へ
  北岳・間ノ岳の花 
 7月16日(土) 11:30 (アルペンプラザ前)
 北沢峠迄の切符を買いに行くと、係の人が「多くの人がいますから早めに
行って並んでください」と言っていた。降りてきたのは我々の2人くらいしか
いないのに・・・・と思っていたら、びっくり!!
 待合所のテントの前には、既に多くのリュックが並んでいる。こんなことなら、
こちらに来て昼食を摂れば・・・と後悔した。
 ドンドン人は増え、最終的には4台のバスが出ることになった。我々は2台目
の早い順番であった。広河原経由で北沢峠に向かう人がこんなに多いとは知
らなかった。
   12:45
  /
13:00 
(北沢峠)
 峠に着くと、広河原に向かう人たちも多くの人がいた。100人くらいの人が
今のバスで北沢峠に着いたが、この人たちはこの界隈の小屋に泊まるしか
ないが、そのほとんどは「予約制」となっている。溢れたらどうなるのか心配だ。
 戸台口行きのバスに乗った乗客は私たちを含めて6人のみだった。やれ
やれだった。
  13:55
  /
14:45
(仙流荘)
 仙流荘の日帰り入浴で汗を流すことにした。大きな仕事(北岳登山)をやり
遂げた喜びと、温泉に浸かれることの二重の喜びで至福の時である。
早く家について、美味しいお酒が飲みたい。今はそれだけだ!!
  17:30 (帰着)
帰りは、中央道「伊那IC」を経由して帰った。渋滞もなく、予定より少し早めに
帰ることができた。
あとがき (サポータタイツについて)
・今回の登山に当たっては、特別に強化運動もなく日頃の通勤時の徒歩通勤のみであり、
 時々右足の膝痛が気になっていた。
  しかし、この膝痛も普通は30分〜1時間ほど歩くことによって治っていくのである。よく
 判らないメカニズムだ。
・「山と渓谷7月号」に”もう怖くないヒザの痛み”特集が掲載されていたので、その中の
 バイオテックス・トレッキングタイツに非常に興味があり、私は、名古屋の「駅前アルプス」
 という店で購入することにした。
・サポータタイツということもあり、体型にうまくフィットしないと効果がないそうで、店員の
 アドバイスで試着してみた、ピッタリとフィットするので早速購入した。本当は、これで2,3
 山登って調子をつかむのだが時間が無いので、いきなり本番である。
・タイツの上に、普通の登山用ズボンをはいていたので、暑くて仕方なかった。できれば、
 サポータ部分でないところはメッシュにして欲しい。
・登山中にヒザの痛みを感じることは無かった、ただし急登の疲れは解消しなかった。これは
 仕方ないことなのだ。私の体力の問題だ。
・13kgのリュックを担いで、下りを走るように降りたため、翌日から5日間くらい両足の大腿
 四頭筋が痛く力が入らなかった。これは、自己の問題かどうか今後検証を要する。


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