至仏山に登る


鳩待峠にて

 まだ6時を過ぎたばかりでもあり、
我々の他には数人しかいない。
 尾瀬にはいつもこの鳩待峠から入
るので、やはりこの標識に立つと尾
瀬に来たんだなぁーと思う。
 この日は、朝からガスが多くこれ
でも良くなった方である。

オヤマ沢田代

 鳩待峠の広場から、ブナ林の道をゆ
るやかに登って行く。歩き始めて1時
間位程過ぎると、オヤマ沢田代にでる。
 写真後ろにに見えるのは、小至仏で
ある。


小至仏のお花畑 もうこの時期には大きな花は少ない。小さな花が我々を待って
          いてくれる。
           もうこのあたりからは、小至仏がすぐそこだ。

小至仏の山頂で

 至仏をバックに写真をとる。何故か三脚
を持っていったが、使ったのは鳩待ちだけ
で、ほとんどは他の人に頼んでしまう。
 至仏山の山頂がすぐそこに見えるが、ま
だまだである。約1時間半位かかる。

至仏山の山頂に立つ

 途中、山頂かなと何度も騙された。もう
今度は山頂だと思ってはいあがると、また
頂が先にある。
 我々はこの騙された頂を、「中至仏」と
命名した。
 至仏山なんて・・・の思いで登ったが、
はやりそれなりの苦労はあった。
 山頂には何故か多くの人がいた。何時登
ったのかな?

山頂で吠える若者

 至仏山の山頂で吠える若者を私たちは見
た。「ヤッホッー」と聞こえた。周りの人
達も確認したと思う。
 ・・・・「あっほっー」と返ってきたか
来たかどうかはわからない。


山頂から山の鼻へ

 今年の8月より、山頂から尾瀬ヶ原(山
の鼻)へ下るコースが開設された。
これにより、尾瀬ヶ原への時間短縮が可能
になった。2時間コースだ。
 稜線に沿って一気に下るため、かなり膝
にくる。4人とも、膝が笑けてしまった。
ガスの中にぼんやりと尾瀬ヶ原が見える。

 おこじょ 山の鼻に下る途中、登山道の中に住処をかまえている動物がいた。
       これが「おこじょ」である。なんとか写真を撮ろうと、ここで時間
       をたっぷり使った。

       おこじょ:食肉目イタチ科の子獣。イタチに似るが小さく、全長25
            cm、尾の先端は黒色。夏毛は背面褐色、腹面白色で、冬
            毛は尾端以外全身純白となる。日本では本州中部以北に分
            布。(広辞苑より)


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